1892年7月25日の中国・四国の天気・気温

地名 昼(6時~18時) 夜(18時~翌6時) 平均気温 最高気温 最低気温 降水量合計(mm) 降雪量合計(cm)
岡山
 
    24.8 27.5 22.7 10.4   岡山-1892年7月
広島
 
    26.2 31.4 24.4 0.1   広島-1892年7月
徳島
 
    24.6 26.5 23.8 50.1   徳島-1892年7月
松山
 
    25.5 29.3 23.3 4.6   松山-1892年7月
高知
 
    24.1 26.0 22.5 186.8   高知-1892年7月

1892年7月25日の中国・四国の災害

明治25年高磯山崩壊(1892年7月25日)

台風に伴う集中豪雨の影響で、明治25年(1892)7月25日午前11~12時に高磯山が崩壊し、荒谷・春森の人家十数戸と住民60名余りが埋没した。崩落した岩塊は那賀川をせき止め、150戸余りの人家が浮上流失した。7月27日午後4時頃にはこの天然ダムが決壊し、旧鷲敷町を始め流域の約250戸が流失するなど大惨事となった。
徳島県那賀郡那賀町大戸 - 土砂災害

保勢の崩壊(1892年7月25日~26日)

明治25年(1892)7月25日午後2時頃、保勢(瀬)山が幅300m長さ800mにわたり崩壊し、47名が生き埋めとなり、田畑約4ヘクタールも埋没した。海部川に形成された天然ダムは上流の杉宇地区の下まで及んだ。26日午後7時頃、天然ダムの壁が破られ濁流が一気に流れ下り、特に下流の大井・富田・吉田・高園・多良・四方原地区に大きな被害を与えた。崩壊から百年を機に、昭和10年(1935)建立碑の横に新碑が建てられた。
徳島県海部郡海陽町平井 - 土砂災害